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兵庫県立加古川医療センター
(旧兵庫県立加古川病院)

〒675-8555
兵庫県加古川市神野町神野203
電話 079-497-7000(代表)
FAX 079-438-8800


救命救急センター


救急医療研修プログラム

(指導責任者:救命救急センター長 当麻 美樹)


救命救急センターにおける専攻医募集について

救急医療初期研修の概要と目標

 兵庫県立加古川医療センターでは、平成21年11月の新築移転に伴い新たに救命救急センターを設置し、兵庫県東播磨・北播磨地域における(総人口約101万人)救命救急医療(主として三次救急医療および二次救急医療)を担うこととなりました。

 当医療センターにおける救急医療研修は、初期研修1年目の1ヶ月間および2年目の2ヶ月間(必須)と、初期研修2年目の選択科目で救急医療を選択した場合(期間は自由に設定可:3ヶ月以上が望ましい)に、救命救急センターで行います。この救急医療初期研修では、救命救急センターに搬送されてくる重篤患者さんを指導医とともに診療することを通じて、救急医療の基礎知識と基本的技術-特に重症患者さんの救命に最も重要である「正確な病態評価と迅速で的確な初期診療や集中治療」-を習得することを最大の目標としています。そのためには、気管挿管による気道確保や中心静脈路確保といった診療技術のみならず、患者さんを「正しく診察し」、「病態を正確に捉え」、「的確な治療方針を決定する」という一連のプロセスを身につけることが必要となりますが、それには、物事を自分の頭で考える姿勢が不可欠です。

 「今の若い先生方は、ダミー人形の診療は一流だけど、実際の患者さんに対する診療は、うまくないねえ・・・」 これは、あるoff the job training コースのインストラクターをされているベテランの先生の感想です。蓋し名言。

 まずは、学生の頃慣れ親しんだOSCEや、巷間盛んに行われているACLS、ICLS、JATEC、JPTECといったoff the job trainingで得た知識・診療技術を自分の頭の中で整理し直し、実地臨床で患者さんを診療する際に役立つものとして作り直すーすなわち、「off the job trainingを実地臨床と有機的に結びつける」-ことが必要です。


救命救急センターの特徴

  1. 兵庫県立加古川医療センターに併設された三次救急医療施設
  2. 施設(合計30床)
    • 初療室:重症患者3名の診療が可能です。
    • 入院設備 
      ICU(Intensive Care Unit):8床
      HCU(High Care Unit):6床
      一般病床:16床
      *他に一般救急処置室あり(診察室2室、処置用ベッド4、観察用ベッド2)
  3. 設備
    救命救急医療に必要とされる医療機器、放射線診断機器、臨床検査機器
    (電子カルテシステム、重症患者モニタリングシステム、PACS、人工呼吸器、
    PCPS/ECLAシステム、血液ガス分析装置、心電図、連続心拍出量装置、血管外肺水分量測定装置、除細動器、IABP、体外式ペースメーカー、超音波診断装置、内視鏡装置、血液浄化装置、頭蓋内圧モニタリングシステム、低体温装置、熱傷用温浴装置、MDCT、IVR-CT、MRI、血管造影装置、など)
    また、プレホスピタルでの医療の充実を図るため、ドクターカーシステムや救急ヘリ搬送システムを積極的に活用しています。
  4. 救急専従医
    救命救急センター常勤医師:10名
    専攻医:5名(1名は、院内他科研修中)
  5. 診療体制
    いわゆるER型施設と異なり、救急搬送患者(二次・三次救急患者および他院より紹介された重症患者)を主たる対象とします。初期診療のみならず、手術・IVRといった専門治療まで救急医が行います。また、各診療科医師と緊密な連携を図り、必要とされる高度な科別診療にも対応します。

研修方法

  1. 初期研修1年目の1ヶ月間、2年目の2ヶ月間(必須)および2年目の選択科目での研修(期間は自由に設定可:3ヶ月以上が望ましい)を救命救急センターで行います。
  2. 上級医の指導の下、搬送直後の初期診療から診療に携わり、病態に応じて手術・ IVR・内視鏡的治療、ICUやHCUでの集中治療、一般病棟での診療を行います。
      重症患者を初期から一段落するまで継続診療するため、病態と治療方針について、より理解を深めることができます。
  3. 気道確保(下顎挙上法によるBVM、気管挿管や外科的気道確保など)、中心静脈 路確保、動脈内カテーテル挿入、胸腔ドレナージ術、超音波検査といった基本的 診療手技については、上級医とともに施行しながら習得します。
  4. 毎朝のモーニングカンファレンス・回診、ならびに週1回の全入院患者を対象と した症例カンファレンス等に参加することで、担当外の患者についての病態・治 療法なども理解することができます。
  5. 上級医が行う、救急医療各分野にわたる系統的なミニレクチャーへ参加し、個々 に経験した事例を再度チェックすることで、救急医療全般に対する理解が深まり ます。
  6. 院内・外で開催される研究会・学会への積極的な参加・発表などを通して、効果 的なプレゼンテーションの方法を学びます。
  7. 上記研修により、救急医療における基本的な手技・知識を獲得することを目標と します。ここでいう基本的手技・知識とは、概ね日本救急医学会専門医に必要と される項目に該当しますが、短期間でこれらを習得することは実際上困難です。 よって、より深い救急医療の知識・手技の獲得には、初期研修終了後のさらなる 救急医療の研修(専攻医での救急医療の研修)が望ましいと思われます。
  8. 診療内容は担当患者の病状に応じて決定されるため、外科系・内科系といった区分けはありません。

研修週間予定

  1. 月~金 毎朝のモーニングカンファレンスと回診
  2. 週1回の全入院患者を対象とした症例カンファレンス、死亡症例や問題症例の経過を検討するM&M (morbidity & mortality) Conference
  3. 当直業務
  4. 救急搬送患者の初期診療と担当入院患者の治療

スタッフ紹介

当麻 美樹 (とうま・よしき) 副院長 救命救急センター長 昭和57年卒
日本救急医学会救急科専門医・指導医・評議員、 日本集中治療医学会専門医、 日本外傷学会外傷専門医、 日本熱傷学会熱傷専門医、 麻酔標榜医、 インフェクションコントロールドクター、 日本DMAT隊員
佐野 秀 (さの・しげる) 救急科部長 平成5年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本麻酔学会専門医・指導医、 麻酔標榜医、 医学博士
高橋 晃 (たかはし・あきら) 救急科部長 平成7年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本外科学会専門医、 医学博士
伊藤 岳 (いとう・たけし) 救急科医長 平成13年卒
日本救急医学会救急科専門医
小野 雄一郎 (おの・ゆういちろう) 救急科医長 平成15年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本集中治療医学会専門医、 日本内科学会認定医、 インフェクションコントロールドクター
小野 真義 (おの・まさよし) 救急科医長 平成16年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本外科学会専門医
國重 千佳 (くにしげ・ちか) 救急科医長 平成16年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
板垣 有亮 (いたがき・ゆうすけ) 救急科医長 平成18年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本外科学会専門医、 日本DMAT隊員・統括DMAT
川嶋 太郎 (かわしま・たろう) 救急科医長 平成20年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本外科学会専門医、 日本DMAT隊員
清水 裕章 (しみず・ひろあき) 救命救急センター救急科医長 平成20年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本脳神経外科学会専門医、 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
山下 貴弘 (やました・たかひろ) 救命救急センター救急科医長 平成21年卒
日本救急医学会救急科専門医、 日本集中治療医学会専門医、 日本DMAT隊員・統括DMAT
草野 淳 (くさの・じゅん) 専攻医 平成26年卒


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